数式ソフトMathMagicについて その2
「クリップウィンドウから入力する際、作業ウィンドウから離れずに作業を続ける」ということ
弊社は理工系・工学系雑誌等の数式作成・編集に「MathMagic」というソフトウェアをInDesignのプラグインとして使用しています。
なかなかクセの強いソフトで、最初は苦戦しましたが(今もです…)、美しい数式を組んでくれます。
このMathMagicについてちょっとした話をしていく予定です。
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2回めは、「クリップウィンドウから入力する際、作業ウィンドウから離れずに作業を続ける」ということについて。
頻出する文字や数式、出すのが面倒な記号などを「クリップウィンドウ」に入れておき、ダブルクリックすることで作業ウィンドウに入力することができます。
とても便利でつい増えてしまい、使いやすいように整理整頓することに逆に苦労します。
ところがこの「クリップウィンドウからダブルクリックして入力」というのは、その後、カーソルが作業ウィンドウから一度消えてしまい、作業ウィンドウを1回クリックすることでカーソルが戻ってきます。
この1回のクリックが面倒だな〜と思っていたのですが、あるときうっかり「option」+「command」キーを押してダブルクリック(クリップウィンドウから入力)してしまったところ、作業ウィンドウにカーソルが残っていました。
これは!!!と何度か試したところ、「command」キーだけでいいことがわかりました。
クリップウィンドウから入力することは頻繁に行う手順ですので、1つの数式を作成する中では何度もしなければいけなかった「1回のクリック」を省くことができ、少しストレスが減りました。
(M)
